生物百科圖鑑

生物股長( いきものがかり ) 生物百科圖鑑歌詞
1.SAKURA

君と 春に 願いし あの夢は
今も見えているよ さくら舞い散る

電車から 見えたのは いつかのおもかげ
ふたりで通った 春の大橋
卒業の ときが来て 君は故郷(まち)を出た
色づく川辺に あの日を探すの

それぞれの道を選び ふたりは春を終えた
咲き誇る明日(みらい)は あたしを焦らせて
小田急線の窓に 今年もさくらが映る
君の声が この胸に 聞こえてくるよ

さくら ひらひら 舞い降りて落ちて
揺れる 想いのたけを 抱きしめた
君と 春に 願いし あの夢は
今も見えているよ さくら舞い散る


書きかけた 手紙には 「元気でいるよ」と
小さな嘘は 見透かされるね
めぐりゆく この街も 春を受け入れて
今年もあの花が つぼみをひらく

君がいない日々を超えて あたしも大人になっていく
こうやって全て忘れていくのかな
「本当に好きだったんだ」 さくらに手を伸ばす
この想いが 今春に つつまれていくよ

さくら ひらひら 舞い降りて落ちて
揺れる 想いのたけを 抱き寄せた
君が くれし 強き あの言葉は
今も 胸に残る さくら舞いゆく


*さくら ひらひら 舞い降りて落ちて
揺れる 想いのたけを 抱きしめた
遠き 春に 夢見し あの日々は
空に消えていくよ

さくら ひらひら 舞い降りて落ちて
春のその向こうへと歩き出す
君と 春に 誓いし この夢を 強く
胸に抱いて さくら舞い散る


2.うるわしきひと

(耀眼的人)
作詞:水野良樹
作曲:水野良樹

うるわしき あいのうた いつの日も 変わらずに
あたしの前で ずっと 歌っていて お願い
この胸が止まるまで この時が終わるまで
うるわしきひとよ いつまでも 抱きしめて

あなたはいつだって 難しいコトバで あたしへの愛を語るんだ
あたしは強がって はてなマーク引き出して その哲学を解き明すの

腹式呼吸でささやいた 色とりどりの Love Message
心配しないで あたしは あなたのことばを信じてる

うるわしき あいのうた いつの日も 変わらずに
あたしの前で ずっと 歌っていて お願い
この胸が止まるまで この時が終わるまで
うるわしきひとよ いつまでも 抱きしめて

ポーカーフェイスなんて 変な無理しないで とぼけたその顔でいいよ
肝心なことは あたしのこの手を 離さないでいて欲しいんだ

これっくらいの小さな胸に あなたへの想いが詰まってる
心配しないで あたしは あなたのすべてを信じてる

くりかえす あいのうた 大好きな その声で
あたしの前に ずっと 届けていてよ メロディ
振り返る その先に いつだって いて欲しい
うるわしきひとよ いつまでも そばにいて

とめないで あいのうた 永遠の そのメロディ
あたしの前で ずっと 歌っていて お願い
この胸が止まるまで この時が終わるまで
そう いっぱいの愛で あたしの想いを 受け止めて

うるわしき あいのうた いつの日も 変わらずに
あたしの前で ずっと 歌っていて お願い
この胸が止まるまで この時が終わるまで
うるわしきひとよ いつまでも 抱きしめて


3.青春ライン(青春線)

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹

きらきらひかる青春ラインを
僕らは今 走り出すよ
つなぐ想いを夢の先まで


夏のグランド 僕らは無邪氣に
白線を飛び越えていく
太陽さえも手が屆きそうで何も怖くなかった
君と空に描いた夢はいくつになるだろう
背中を叩いてくれた その手を強く握った
そうさ きらきらひかる青春ラインを
僕らは今 走り出すよ もう戾らない
ずっとドラマティックな奇蹟を探して
信じるまま手を伸ばすよ
つなぐ想いを夢の先まで

窗邊の夕日を指でなぞっては
小さな不安をつぶしていた
振り切るように うなずいた僕に
君は微笑ってくれた
指切りした約束を今もふたり抱きしめて
確かに追い續けてく その手を離しはしない
そうさ きらきらひかる青春ラインを
僕らは今 破っていく もう迷わない
ずっとロマンティックな未來を探して
信じるまま手を伸ばすよ
つなぐ想いを夢の先まで

きらきらひかる青春ラインを
僕らはいまこえてゆくよ もう戾れない
そうさ きらきらひかる青春ラインを
僕らは今 走り出すよ もう戾らない
ずっとドラマティックな奇蹟を探して
信じるまま手を伸ばすよ つなぐ想いを
そうさ きらきらひかる青春ラインを
僕らは今 走り出すよ
つなぐ想いを夢の先まで


4.茜色の約束(暗紅色的約定)

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹
編曲:島田昌典

茜色した 陽だまりのなか
無口な風が ふたりを包む
步幅合わせて 步く阪道
いつもあたしは 追いかけるだけ
つまずいたり 轉んで 泣いてみたり
決して うまく 生きれる
あたしじゃないけど
あなたがほら あたしの 手を引くから
恐がる 心も 強くね
なれるよ
だから 泣いて 笑って
つないだこの手は
重ねた言葉に負けない 約束
あなたに 出逢えた 茜の空に
ほら あの日と おなじことを 願うよ

時はいつでも 木の葉散るように
知らぬ間に手を すり拔けていく
ひとつひとつ 季節は過ぎていくけど
あと いくつの 想いを
伝えられるだろう
ありふれていた 日々さえ 戾せはしない
この每日を 一瞬を 愛しく
想うの

だから 淚も 笑顏も つないだこの手も
幾重の寫真に負けない 想い出
あなたに 出逢えた 茜の空に
ほら あの日と おなじことを 誓うよ

やがて「別れ」が訪れても
ふたり すべてを 受け止めていく
「出逢った場所」も「今いる場所」も
永遠に 心と 繫がっている
ほら 振り返れば 足跡が
續くよ

だから 泣いて 笑って
つないだこの手は
最後の瞬間まで 離しはしないで
この道の先を またふたりで
步いていこう… 步いていこう…
だから 泣いて 笑って
つないだこの手は
すべての言葉に負けない 約束
あなたと 出逢えた 茜の空に
ほら あの日と おなじことを 願うよ

ほら あの日と おなじことを 願うよ


5.KIRA★KIRA★TRAIN

突然の雪は 君を無口にさせた 三回目の冬が 今終わる
TOKYOの空に 走り書きした夢を 追いかけて 僕は汽車に乗る

誰もいない 静かなホーム 不意に君が手を握り返した
「元気でね…」 つぶやいた声に 黙ってうなづいたよ

もう ベルは鳴り始めていた

さあ 最終列車に乗って 小さなカバンを抱えて
僕はこの故郷を出ていく さよなら さよなら
繰り返し手を振る君が だんだん小さくなっていく
大好きなその瞳に見えたよ きらきら きらきら

旅立つ あなた わかってたはずなのに この胸が 少しだけ痛む

ふたりの手 照らしてた 蛍光灯の明かりが消えた
「もう行くね…」 つぶやいたままで そっと笑ってくれた

もう ベルは鳴り始めていた

ねえ 最終列車に乗って 大きな夢だけ抱えて
あたしを忘れてしまうの さよなら さよなら
星が舞う街に旅立つ あなたの未来を祈るよ
大好きなその瞳に輝け きらきら きらきら

離れていくふたりを 時が追い越していく
その駅の向こう側に 続いていく “ひとりきり”を 歩いていく

最終列車に乗って 僕らは何かを失くして
わずかな勇気を手にした さよなら さよなら

最終列車に乗って 右手に切符を握って
僕らは明日を生きていく さよなら さよなら
繰り返し手を振る先に 確かな言葉を伝うよ
大好きなその瞳に光るよ きらきら きらきら


6.ノスタルジア(鄉愁)

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹

か細い声で語る 私の話を聞いて
無理に強がるわけじゃないけど あんな風にもう泣かないから
少しずつずれていく 二人の歩幅がつらい
雨音にさえ 不意に怯えて はぐれてく二つの傘

無邪気なまま 瞬いてる あなたとの思い出ノスタルジア
ねえそれ以上 言わないでよ こぼれた涙が 震える手に 落ちていく

忘れることなど 出来ると思うの 見慣れた背中を 追いかけたい
涙にまかせて こぼれたいいわけ 信じることさえ もう出来ない
本当の気持ちは 胸にしまう ふたりの明日が消える前に


ありきたりな恋でいいと 素直に心揺らしてた
幼いままの 私を包む まぼろしは空に消える

冷たいまま 動いている 時計の針はもう戻せなくて
今ほどけた 恋の糸が 戸惑う私を 切ないほど しめつける

いとしさを超えて 悲しみを捨てて 新しい私に 今出会うの
やがて訪れる 素敵な未来に あなたの姿は もう見えない
本当の気持ちは 胸にしまう ひとりの明日を歩くために


悄悄的說 聽一聽我要說的話
沒有故意逞強 已經不會再像那樣哭泣了
漸漸的 兩人之間的距離越來越遠
就連雨聲 都不禁膽怯 漸行漸遠的兩把傘

當時的天真無邪 閃過的一瞬間 記憶中與你一起的那份鄉愁
一切都不要多說了 就這樣 就讓落下的眼淚 滴落到顫抖的手中

原以為 可以將一切遺忘 卻仍想追逐 那已經習慣的背影
任憑淚流 心碎的藉口 已經無法再相信任何事
把真實的心情 深鎖在心扉 在我們的明天消失之前


只要曾經愛過就好 心中動搖著
就這樣把不成熟的我 緊緊包圍 一切都將在空中消失殆盡

保持著冷淡 移動著 時間的指針已經再也回不去了
現在終於解開了 戀愛糾纏的紅線 曾經剪不斷 緊緊束縛著困惑著我

走出不捨 拋去悲傷 重新認識嶄新的自己
終於可以 開創嶄新的未來 再也看不見你的身影
把真實的心情 深鎖在心扉 為了要獨自一人迎向未來


7.未来惑星

作詞:吉岡聖惠
作曲:吉岡聖惠

だまったままでいいよ 隱したままでいいよ
そのふるえる肩を僕にあずけてくれないか
世は無情で流れ流れ
でもいつかは そのくやし淚
苦い痛いキズも連れてまわる
まわる まわるの 輪になって
笑顏をみせてよ
まわる まわるの 輪になって
花よ 開け
いつだって僕らは ただ手を取り合って
分かち合いたいだけ ふさぎ迂んだ心も
隱さなくてもういいから
いつだって忘れちゃいけないんだ
君がいてくれるから この惑星(ほし)は
深呼吸して 明日を迎えられる

葉った願いも 悲しい思いも
すべてを知る未來はただそこで
現在(いま)をながめ僕らに微笑む
ゆれる ゆれるの 今日だって
心はふるえて
ゆれる ゆれるの 誰だって
一人きりで
だからって僕らは
とどまっちゃいけないんだ
流れ行く この惑星に約束しよう
僕ら步き出せる

いつだって僕らは ただ手を取り合って
分かち合いたいだけ ふさぎ迂んだ心も
隱さなくてもういいから
いつだって僕らが 摑んでゆく希望に
近づけるなら 觸れられるなら
深呼吸して 生まれ變わり
明日も出逢い續けよう


8.夏・コイ-2010 version-(リアレンジ&再レコーディング)

夏‧戀(2010 Version)

丸く見開いた目と決して沈まない太陽
僕の行く先を想像してみる
遠のく雨の憂いをもう薫る夏の匂いに
託して僕は夏に包まれてく

朝もやを駆け抜けて来た道は
遠く遥か続くそれは海の様に何もかもを飲み込む
目もくらむ程の太陽は僕らを
容赦なく照らし続け やがて褐色の肌になる

触れる指を解くのはまだ早いみたい
ぎこちなさの残る会話をしたりして
ふいに気付き夕日を見て君は何を思う
波のざわめき 風のささやき
火照った頬に染み込む

丸く見開いた目と決して沈まない太陽
僕の行く先を想像してみる
遠のく雨の憂いをもう薫る夏の匂いに
託して僕は夏に包まれてく

長く伸びるその影に静かにキスして
やがて次第に訪れるだろう満天の 星空を待つ
夕凪は時として胸を打つ鼓動や微かな呼吸でさえ
この耳に届かせる

簡単な言葉にだって躊躇いながらの声
確信に迫る言葉とは触れないし
もどかしさに押し黙って僕は何を思う
過ぎたあの夏 これからの夏
二人を照らす月明かり

いったい僕らの未来はどんくらいのスパンでもって
絡んでんだ?なんて 想像してみる
この夏に生まれる恋が永遠の時間となって
二人の内に色を添えれたらいい

少し冷たい水をすくいました
泪に似た味に気付く僕は 蘇る記憶にだって何の抵抗も抱かない
季節は廻る 季節は廻る 同じ砂の上

軽く流しちゃった声もいつだって聞いていたいよ
素直な想いが脳裡をよぎる
ありふれる恋の原形も形を変えてくように
二人の恋は夏に包まれてく

小さな恋よ いつしか花になれ


9.タユムコトナキナガレノナカデ

(永不鬆懈)
作詞:山下穂尊
作曲:山下穂尊

あたしの想いよ風に乗れ 今すぐに知らぬうちに 行け
届いた雲の中の言葉 うっすらと 解りかけた 自分

日々の脆さに半ば諦めかけていたのは 浮ついたあたしの心で
何かに掴まるあたしの弱さはもうたくさん 飾らない強さを纏うわ

行き交う人の流れに逆らい 今あたしは何処へと向かうのだろう
徒然なる夜には 月明かりの中で君を思い出そう

生まれた有りっ丈の声よ 一向に伸びやかに 行け
途切れた行くあての無い道 いつの間に忘れていた自分

孤独さの上に見たものとは何だったのか 気が付いた日々の重さを
ある一定の距離を計ろうとしていたんだ 遠ざかる明日をめざして

行き交う人の流れを掻き分け 今あたしは何かを探すのだろう
敬虔なる祈りは 月明かりの中で何を奏でよう

弛まぬ時の流れに 今あたしは
何を思い何を見て何を感じながら生きるだろう
恐れることそれすら包み込める 全て愛し続けよう

過ぎ行く人の流れに逆らい いざあたしは明日へと踏み出すから
確かなもの一つを手に入れたら いつの日か君と分かつ

果てなき旅路の上に今あたしは君を想い
夢を歌い 日々を感じながら生きてゆこう
息づくこの歌がね、きっと届く 弛まぬ流れの中で…


10.今走り出せば

(初CD化)(現在走吧)
作詞:山下穂尊
作曲:山下穂尊

僕達(ら)が出逢った限られた日々の中で
何を手にしたんだろう? 何を見つけたんだろう?
描いた言葉をこの胸に書き記そう
それは次の毎日の「始まり」という予感

どこでつまずいたって構わないけど 出来る全ての事を探してくんだよ
あの日交わした約束がね 今日の僕等を繋いで ほら今風になる

飛び出して 明日のね扉をね 開ける旅に出んだって
今だから行ける未来がある
いつからか 「解ってた」本当のね 自分を確かめんだって
信じ合うその先の答えを
そう僕等きっと見つけ出すんだ この場所を踏み出して

輝く毎日はまるで夢のように過ぎて
気付けば今いる場所がかけがえのない場所
例えば僕達が離ればなれになっても
分かち合ったものがある 「オモイデ」という時間

そこに明日が見えなくても いつの日かの君は言うの「ほらまだ道がある」

抜け出して 心のね不安をね 越える僕になんだって
いつの日か見てた未来はある
届くかな 迷ってた自分とね もう一度向き合うんだって
見慣れてるその街の景色が
いつもより少し輝いたんだ この胸に瞬いて

飛び出して 明日のね扉をね 開ける旅に出んだって
今だから行ける未来がある
いつからか 「解ってた」本当のね 自分を確かめんだって
信じ合うその先の答えを
そう僕等きっと見つけ出すんだ この場所を踏み出して


11.花は桜 君は美し(如櫻花般美好的你)

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹

花は桜 君は美し
春の木漏れ日 君の微笑み
冬が終わり 雪が溶けて
君の心に 春が舞い迂む

窗をたたく強い雨はまだ續くと
ラジオから流れる聲が伝えています
電話から聞こえた聲は泣いていました
忘れたはずの懷かしい聲でした
君はまた もう一度
あの頃に戾りたいのでしょうか
春を待つ つぼみのように
僕は今 迷っています
花は櫻 君は美し
春の木漏れ日 君の微笑み
冬が終わり 雪が溶けて
君の心に 春が舞い迂む

變わらぬ街の景色が教えるのは
ひとつだけここに足りないものでした
「いつもの場所」と決めていた驛の前
搖れ動く心が僕を急がせます
僕はまた もう一度
君の手を握りたいのでしょうか
春を抱く かすみのように
僕は今 搖らいでいます
花は香り 君はうるわし
水面に浮かぶ 光が踴る
風が騷ぎ 街は色めく
僕の心は 春に戶惑う

春はまた もう一度
この花を笑かせたいのでしょうか
僕を待つ 君の傘が
あの驛に 開いています
花は櫻 君は美し
春の木漏れ日 君の微笑み
時に燃える 春の吐息
二人の時が 春に重なる
花は櫻 君は美し
春の木漏れ日 君の微笑み
冬が終わり 雪か溶けて
僕の心に 春が舞い迂む


12.ソプラノ(女高音)

作詞:山下穗尊
作曲:山下穗尊

降り始めた通り雨が
あたしの肩を冷たく濡らす
頰を伝うその雫は
淚だと知って我に返る
掛け違えた答えが
二人の愛を變えた
過去に戾る力も
無いくせに強がりの鼓動は鳴る
あの日見つけた戀の欠片は
あたしの中でいつか消えたの?
もう二度と屆かないあなたの手を
思い出す理由さえもう無いの?
降り注ぐ雨はただ優しく
こぼれ落ちてく淚をかばう
夕暮れが連れ出した雨の香り
それだけが唯一優しい…

押し殺した淚聲は
弱々しくもまだ震えて
ウソなんだと笑いたいのに
最後の言葉はもう消えない
二人で話した夢
初めて繫いだ手も
ただ全てがひたすら
胸の奧 現實を締め付ける
あの日屆いた戀の魔法は
あなたの中できっと消えたの
出逢ったあの頃の夢を探す
意味の無いことだって分かってる
もう少しだけそばにいたいと
あのとき何故そう言えなかったの…
遮るようにも聞こえた四文字
言わないでと願ったのに…

步き出したあたしの步幅は
あの日よりも不確かだけれど
覺束ない靴音に耳をすます
いつかまた笑い合い逢えるかな
巡り巡る幾重の時間は
それでもあたしの寶物で
何一つ色褪せぬ思い出だけ
この胸にそっとしまおう
この胸にそっとしまおう


13.月とあたしと冷蔵庫(月亮與我還有冰箱)

作詞:山下穗尊、吉岡聖惠
作曲:山下穗尊

真夜中に一人きり冷藏庫を開けて
窗開けて蟲の聲を聞いて
スプ一ンに乘せたアイスがゆっくりと溶けてゆく
それを見つめてたら胸がキュンとした

いつからあたしはあたしを作ったんだろう…
冷藏庫の扉を閉じる勇氣もない…
不安な氣持ちが一つ胸ん中を巡る
代わり映えのないこの日々を傷つけよう

窗の隙間に見上げた黃色い滿月は
あたしに氣付かないフリして雲に隱れた
君がそこに居るんならあたしは步けるわ
「か細く漏れる光、あたしを照らしてくれ…」って
叫んだとして いつも願ったとして
いつか不安定な距離も飛び越えてこうよ
一つのタメ息も殘さないで
あたしという輝きを放つ

真夜中の月が優しい喧噪の火照りを
靜かに靜かに冷ましてくれるのは君
取り出すアイスをそっと唇にあてて
ゆっくり冷藏庫の扉を閉めよう

語りかけた三日月は一段と澄んでて
當たり前のように今日も笑ってくれた
閉じかけた窗から覗いた光の粒が
少しだけ躊躇したあたしを包んでくれる
等身大となって今日に見合う距離を知って
いつか出逢う優柔なあたしも越えてこうよ
Yes, No と知った二つの世界に
連れて行こう 月と冷藏庫
今、叫んだとして いつも願ったとして
いつか不安定な距離も飛び越えてこうよ
いくつもの弱さも見捨てないで
連れて行こう 月と冷藏庫
今、叫んだとして いつも願ったとして
いつか不安定な距離も飛び越えてこうよ
いくつもの弱さも見捨てないで
連れて行こう 月と冷藏庫

連れて行こう 月と冷藏庫


14.ホットミルク

(熱牛奶)
作詞:山下穂尊・水野良樹
作曲:山下穂尊

遠のく思い出をそっと 甘い砂糖溶かして 飲み干した
信じるものは この想いだけ
染み渡っていくのは いつもの ホットミルク

意味も無く迫る 不確かなもの 言葉では表せない
突き抜ける流星を 見逃しては また一人 苦笑い
「さぁほら今がチャンス」と急かされても また行方知れずのあたし
関係ないと笑って かき混ぜんのは いつものホットミルク

本当に今欲しいもの それはその理想ですか?
肝心なことはやっぱさ ひとつの答えじゃ言えないものだってある

遠のく思い出をそっと 甘い砂糖溶かして 飲み干した
微温くないから 苦くないから 薫る湯気とともにそっと
めくるめく日々は確かに 変わりゆくものだけ見せました
だけど消えない この熱だけが
これからもあたしをずっと動かしていく

塞いだ耳に絡まんのは 人の言う理想でした
若干愛想笑って 噛み砕いたら いつものホットミルク

憂鬱な世界なんてさ 意味無いと思いますか?
辛辣な未来だってさ 有り触れた 夢の一欠片だって担う

近づく現実をちょっと 熱いミルクとともに 飲み干した
不味くないかな 渋くないかな 少しだけ迷うんだ きっと
でも昨日の自分がごまかした 些細な傷も今日は飲み干すよ
心に決めたその瞬間に 染み渡っていくのは いつもの ホットミルク

本当に今欲しいもの それはその答えですか?
肝心なことはやっぱさ この胸のなかに宿るものだって気付く

遠のく思い出と一歩 近づいた現実を混ぜました
甘いけど少しほろ苦い まぎれもないあたしと知って
めくるめく日々は確かに 変わらないものこそ見せました
信じるものは この想いだけ
染み渡っていくのは いつもの ホットミルク
ホットミルク… あたたかな この胸に 染み渡る ホットミルク
ホットミルク… あたたかな この胸に 染み渡る


15.コイスルオトメ

少女的純情戀曲
作詞:水野良樹
作曲:水野良樹

つのる思いを打ち明けた 大きくうなづいてくれた
初めて握る左手は あたしよりもふるえていた
恥ずかしがり屋のあなたは いつもやたらと早足で
スキがあればじゃれつこうと たくらむあたし悩ませた

「運命の人よ」 「白馬の王子様よ」
あなたはまた照れて 聞き流すけど
カンジンなことは ちゃんと伝えて欲しいんだ
どうしようもないくらいに 好きだから

ゆっくりと ゆっくりと あたしを抱きしめて
微笑む あなたの 鼓動はリズム
好きだよ 大好きだよ いつまでもいっしょ
恋する あなたには あたしだけなの

いつしかあなたの横顔 のぞくことが好きになって
気付いて赤らむあなたに キスをねだると怒られた

ほんとうはたまに ギュッと褒めて欲しいんだ
あたしまたはしゃいで 舞い上がるけど
コイスルことが 素直にわかってくる
くやしくなるくらいに 好きだから

ゆっくりと ゆっくりと この手を導いて
あたしと あなたの 素敵なメロディ
好きだよ 大好きだよ どこまでもいっしょ
恋する あたしには あなただけなの

ゆっくりと ゆっくりと 両手を突き上げて
愛しい あなたに 届くよメロディ
好きだよ 大好きだよ 何度でも言うよ
あなたに そうあなたに コイしてるの

ゆっくりと… 届くよメロディー
好きだよ 大好きだよ いつまでもいっしょ
恋する あなたには あたしだけなの
あたしだけなの


16.気まぐれロマンティック

(搖擺不定的羅曼蒂克)
作詞:水野良樹
作曲:水野良樹

ロマンティック 恋のアンテナは 嵐で何処かへ飛んでいった
嘘でしょう 冷たく遇(あしら)った
こしゃくなエクボに ちょっと 心が揺れてる
ホントは 本気であたしを 叱ってくれる大事なひと
…なんて言ったらアイツは 得意気になるから もう褒めたりしない

タイクツな運命に 飽き飽きしたの
知らない台詞(ことば)で 解き放して ね

ダーリン ダーリン 心の扉を 壊してよ
たいせつなことは 瞳を見て 云って
あなたとならば この街を抜け出せる
今すぐ 連れ出して My Sweet Sweet Darling

ドラマティック 笑顔の秘密を だれだって探し続けてる
見上げた 空に描くの 幸せのかたち そう あたしらしくいたい

気まぐれなテンションで 振りまわすけど
この手はかならず 離さないで ね

ダーリン ダーリン 心の扉を 叩いてよ
素直な気持ちが あふれていく
あなたとならば 笑っていられるよ
今すぐ 駆け出すの My Sweet Sweet Darling

ダーリン ダーリン きっと あたしは つかめるよ
幸せの意味に 気づいていく
あなたとならば 明日を変えられる
今すぐ 連れ出して My Sweet Sweet Darling

ダーリン ダーリン 心の扉を 壊してよ
たいせつなことは 瞳を見て 云って
あなたとならば この街を抜け出せる
今すぐ 連れ出して My Sweet Sweet Darling




17.ブルーバード(青鳥)

飛翔(はばた)いたら 戻らないと言って
ha ba ta i ta ra mo do ra na i to i tte
目指したのは 蒼い 蒼い あの空
me za shi ta no wa a o i a o i a no so ra


“悲しみ”はまだ覚えられず “切なさ”は今つかみはじめた
“ka na shi mi”wa ma da o bo e ra re zu “se tsu na sa”wa i ma tsu
ka mi ha ji me ta
あなたへと抱く この感情も 今“言葉”に変わっていく
a na ta e to i da ku ko no ka n jo u mo i ma “ko to ba”ni ka wa
tte i ku


未知なる世界の 遊迷(ゆめ)から目覚めて
mi chi na ru se ka i no yu me ka ra me za me te
この羽根を広げ 飛び立つ
ko no ha ne wo hi ro ge to bi ta tsu


飛翔(はばた)いたら 戻らないと言って
ha ba ta i ta ra mo do ra na i to i tte
目指したのは 白い 白い あの雲
me za shi ta no wa shi ro i shi ro i a no ku mo
突き抜けたら みつかると知って
tsu ki nu ke ta ra mi tsu ka ru to shi tte
振り切るほど 蒼い 蒼い あの空
fu ri ki ru ho do a o i a o i a no so ra
蒼い 蒼い あの空
a o i a o i a no so ra
蒼い 蒼い あの空
a o i a o i a no so ra


愛想尽きたような音で 錆びれた古い窓は壊れた
a i so u tsu ki ta yo u na o to de sa bi re ta fu ru i ma do wa
ko wa re ta
見飽きたカゴは ほら捨てていく 振り返ることはもうない
mi a ki ta ka go wa ho ra su te te i ku fu ri ka e ru ko to wa
mo u na i


高鳴る鼓動に 呼吸を共鳴(あず)けて
ta ka na ru ko do u ni ko kyu wo a zu ke te
この窓を蹴って 飛び立つ
ko no ma do wo ke tte to bi ta tsu


駆け出したら 手にできると言って
ka ke da shi ta ra te ni de ki ru ho do i tte
いざなうのは 遠い 遠い あの声
i za na u no wa to o i to o i a no ko e
眩しすぎた あなたの手も握って
ma bu shi su gi ta a na ta no te mo ni gi tte
求めるほど 蒼い 蒼い あの空
mo to me ru ho do a o i a o i a no so ra


墜ちていくと わかっていた それでも 光を追い続けていくよ
o chi te i ku to wa ka tte i ta so re de mo hi ka ri wo o i tsu
zu ke te i ku yo


飛翔(はばた)いたら 戻らないと言って
ha ba ta i ta ra mo do ra na i to i tte
探したのは 白い 白い あの雲
sa ga shi ta no wa shi ro i shi ro i a no ku mo
突き抜けたら みつかると知って
tsu ki nu ke ta ra mi tsu ka ru to shi tte
振り切るほど 蒼い 蒼い あの空
fu ri ki ru ho do a o i a o i a no so ra
蒼い 蒼い あの空
a o i a o i a no so ra
蒼い 蒼い あの空
a o i a o i a no so ra


真要飛翔的話 就說好不再復返
目標就著眼於那 蔚藍不已的 那一片天


所謂悲傷都還不及學會 而今苦惱卻不暇應接
投於你的抱擁 就夾著這份情感 此刻已轉變成言語萬千


從未知世界的游移懵懂裡睜開雙眼
展開這雙羽翼 我將要起身飛翔


真要飛翔的話 就說好不再復返
目標就著眼於 如此白皙的 那片雲彩
真要穿越的話 得明白會被察覺
擺脫一切似地 飛向蔚藍不已的那一片天
如此蔚藍的 那一片天
蔚藍不已的 那一片天

冷漠絕情的聲響下 鏽蝕悠久的窗破舊損毀
平日見慣的牢籠 就給棄之不顧 反正既往也不再追溯

就讓吐息與鼓譟的悸動產生共鳴
踏著這扇窗 我將起身飛翔

真要逃離的話 要說好能夠做到
仍然動搖著我的 是那千里之外的餘響
因為太過刺眼 你的手我也將之緊握
迫切地飛向 蔚藍不已的 那一片天

我深深知道 將會墜落於地 但即便如此 我仍舊要逐光飛翔

真要飛翔的話 就說好不再復返
所尋覓的正是 這般白皙的 那片雲彩
真要穿越的話 得明白會被察覺
擺脫一切似地 飛向蔚藍不已的那一片天
如此蔚藍的 那一片天
蔚藍不已的 那一片天


18.じょいふる(JOYFUL)

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹

キミノコエヲキカセテ サア ボウケンシテミナイ
タノシイコトハジメヨウ 遊びたい ぜったい
とぅ たいっ! たいっ! たいっ!
あい わな
JOY と JOY と JOY と POPなベイベ一
JOY と JOY と JOY と HAPPYなピ一ポ一

ヨワムシナンカジャナイ
ジシンアリゲニピ一スサイン
キミノヒトミニキスシテ 笑いたい ぜったい
とぅ たいっ! たいっ! たいっ!
あい わな
JOY と JOY と JOY と YOUきなベイベ一
JOY と JOY と JOY と HAPPYなSayイェ一

君の心はそう もっと Do Do
僕の心もそう いっそ Good Good
はじけてるんじゃない? イッツ ジョイふる
ぱぴぷぺぽバブぅ
イエいっ!
JOY と JOY と JOY と POPなベイベ一
JOY と JOY と JOY と HAPPYなピ一ポ一

ドキドキしちゃうのナンでだろう
ズキズキしちゃうのナンでだろう
この指に 止まるのは
どんな運命なんだ ぜんぶしたいな
じょいふるだって終わっちゃう
エビバデいつか終わっちゃう
いついつも このトキも
最終型は きっと修正なしで
どぅ We Do We Do We Do Do
どぅ We Do We Do We Do Do
ぴぷぺぽ ぱぴぷぺ 痛いっ! とぅたいっ!
と たいっ! たいっ! たいっ!
あい わな
JOY と JOY と JOY と YOUきなベイベ一
JOY と JOY と JOY と HAPPYなSayイェ-

君の心はそう もっと Do Do
僕の心もそう いっそ Good Good
はじけてるんじゃない? イッツ ジョイふる
ぱぴぷぺぽバブぅ JOY


19.心の花を咲かせよう(心花盛開)

作詞:山下穗尊
作曲:山下穗尊

僕等が驅け拔けた時期(とき)
明日へと向かう旅
多くを語らず自らその先を見據えてく
一瞬迷うけど必ず道がある
屆かない樣なゴ一ルなんて無い

遠くに見えてた舞台に待つものは何だろう
心に蒔いたその種子はいつかきっと芽吹くんだ
眠れない一人の夜巡る思考回路は悟る
「今の自分で間違いない…」ってさ

心にある花を枯らさずに笑かせよう
夢がやがて確かな輝きへ變わるように
夢見たその景色は決して色褪せずに
永遠に僕等の胸に刻まれるのだから
今日の日もここに「僕」という意味を生む
曇り無き素樸な光だ

もう負けないと誓ったあの夜の淚を
拭ったその時に宿った魂があって
忘れない日々を越えてやっと辿り著けた場所に
「後悔」なんてもんは必要ないってさ

心に笑く花を大切に育てよう
時に雨に打たれ 時に風に吹かれ
やがて花は朽ちても生まれゆく生命がある
永久に續く連鎖に「僕」という意味を持つ
あの日の僕等が笑う 笑き誇る花を慕う
今の僕等に向けるその眼差しは語る
日常の日々こそ奇蹟 僕達が紡いでく奇蹟
探すのは「特別」ではなく
日常という名の目の前の奇蹟

輝いた今日に感謝と惜しみなく續く拍手を
燃え盡きた僕等が今抱く誇りこそ持つべき必然
いつか今日が過去に變わり
「今」に負けそうになっても
僕達は思い出すだろう
情熱に染まった日々を

心にある花をいつまでも笑かせよう
たとえ水が盡きても たとえ闇が覆っても
終わりという始まり 始まりという名の終わり
僕達はまだ步いてく 僕達がまだ步いてく
その先に未知なる癒えぬ痛みが待つとも
ひたすらに續く未來が見たい
ひとひらの淡い奇蹟を見たい


20.YELL

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹

「わたし」は今 どこに在るの」と
踏みしめた足跡を 何度も見つめ返す
枯葉を抱き 秋めく窗邊に
かじかんだ指先で 夢を描いた

翼はあるのに 飛べずにいるんだ
ひとりになるのが 恐くて つらくて
優しいひだまりに 肩寄せる日々を
越えて 僕ら 孤獨な夢へと步く

サヨナラは悲しい言葉じゃない
それぞれの夢へと僕らを繫ぐ YELL
ともに過ごした日々を胸に抱いて
飛び立つよ 獨りで 未來(つぎ)の 空へ

僕らはなぜ 答えを焦って
宛ての無い暗がりに 自己(じぶん)を探すのだろう
誰かをただ 想う淚も
真っ直ぐな 笑顏も ここに在るのに

「ほんとうの自分」を 誰かの台詞(ことば)で
繕うことに 逃れて 迷って
ありのままの弱さと 向き合う強さを
つかみ 僕ら 初めて 明日へと 驅ける

サヨナラを誰かに告げるたびに
僕らまた變われる 強くなれるかな
たとえ違う空へ飛び立とうとも
途絕えはしない想いよ 今も胸に

永遠など無いと 氣づいたときから
笑い合ったあの日も 唄い合ったあの日も
強く 深く 胸に 刻まれていく
だからこそあなたは だからこそ僕らは
他の誰でもない 誰にも負けない
聲を 舉げて 「わたし」を 生きていくよと
約束したんだ ひとり ひとり
ひとつ ひとつ 道を 選んだ

サヨナラは悲しい言葉じゃない
それぞれの夢へと僕らを繫ぐ YELL
いつかまらめぐり逢うそのときまで
忘れはしない誇りよ 友よ 空へ
僕らが分かち合う言葉がある
こころからこころへ 聲を繫ぐ YELL
ともに過ごした日々を胸に抱いて
飛び立つよ 獨りで 未來(つぎ)の 空へ


21.キミがいる

(因為有你)
作詞:吉岡聖恵
作曲:吉岡聖恵

Ah 夢に見てた こがれていた キミがいる
あの空に浮かぶ いくつもの 光集め 恋は輝く

何があったって あたしは大丈夫と
キミが言うから きっと平気だ もう迷いはしないさ

小さなすり傷 気づく間もなく走る
でもね今は それでいいんだ たまに泣き虫で

真夏の夜空に ザワめく胸騒ぎは やまない 消えない
つまずきほどけて 困り果てたとしても それでも笑え!

Ah 夢に見てた こがれていた キミがいる
その声にいつも触れたくて そっとそっと 耳をすましてた
Ah 夢じゃないと 胸の鼓動 数えてる
あの空に浮かぶ いくつもの 光集め 恋は輝く

うつむき歩けば 誰かの肩に当たるの
すれ違ってく 人ごみの中 キミを見つけたい

散らかる部屋には クシャクシャな服と ごちゃまぜな感情と
さえない顔した あたしの素顔が 鏡に映るけど

Ah 素直になれ 綺麗になれ 今あたし
このままでいいと キミは受け止めてくれると 信じてるけど

Ah 夢に見てた こがれていた キミがいる
その声にいつも触れたくて そっとそっと 耳をすましてた
Ah 夢じゃないと 胸の鼓動 数えてる
あの空に浮かぶ いくつもの 光集め 恋は輝く

Ah 夢に見てた こがれていた キミがいる
あれこれ探して たどりつく先をいつも キミが照らしてる
Ah 夢みたいで 夢じゃないよ キミがいる
その瞳(め)に映った いくつもの 光集め 恋に落ちてく


22.ちこくしちゃうよ(要遲到了喔)

作詞:山下穗尊、吉岡聖惠
作曲:山下穗尊

鼻歌が聞こえてる
君の聲に似てるね
透き通る太陽と
光のにおいがした

この阪道を勢いつけて
今走る 走る
ヒコウキ雲がまっすぐ空に
白く描く 道すじ 希望
自轉車に乘って 走る君の肩追いかけ
氣付かないでよ 氣付いてみてよ
目が合えば戀になりそうで
自轉車に乘って 遲刻しちゃいそうだよ今日は
晴れた今日の日 ヒコウキ雲を
のんびり見とれ走る 君追いかける

向こう岸見渡せば
君が暮らしてる街
君のことを見つけた
8:30の大橋

伝わるのかな? このドキドキの
苦しさと愛しさと
聞こえるのかな? あたしのベルに
ひどく強く 刻む 鼓動
自轉車に乘った 君にあたしは何もできないで
急がないでね 焦らないでね 傍にいる時間をもっと
どうしようもなくて 遲刻しちゃいそうなんだ今日は
ただ君のこと ただ君のこと
後ろ姿の君を ただ見つめてる

自轉車に乘って 走る君の肩追いかけ
氣付かないでよ 氣付いてみてよ
ふいに落としたそのスピ一ド
自轉車に乘って 遲刻しちゃいそうだよ今日は
搖れた木洩れ日 ヒコウキ雲を
のんびり見とれ走る 君追いかける
La……

自轉車に乘って


23.Happy Smile Again

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹

都會のビルから おどけた太陽が顏出す
「またフラれたの?」 切りすぎた前髮
隱しきれないよ
はちゃめちゃな日々で
手にしたチャンスの切れ端
ポケットのなかで
クシャクシャになるまで握るよもう離さない
「I」を生きたいから「I CAN」そう歌うよ
この小さな胸に 夢が詰まってんだ
ほら 心を廣げて また笑うよ

Happy Smile Again そんな言葉を
口ずさんで今日も
あたしでいられるかな…なんて思ってみる
そうだよ きっとステキになれる
スト一リ一は今 動き始めて
晴れわたった空に
續いていけるように…なんて笑ってみる
そうだよ 深呼吸 さあ步き出そう
かわいいヒツジを
今夜も數えて眠るよ
あなたの夢は
もう少しお預けしてまた朝を迎える
悲しみを忘れない
思い出もいっぱい持ったよ
この小さな胸を 恥じることは無い
ほら背筋を伸ばして また笑うよ
Happy Smile Again そんな合圖を
送りながら明日も
あたしでいられるように…なんて思ってみる
そうだよ きっとキレイになれる
神樣は今 未來のペ一ジを
めくりかけてちょっと
意地惡しているんだ…なんてスネてみる
だめだよ あたしは あきらめないよ
Happy Smile Again そんな願いを
いつだってねずっと
大切にできるかな…なんて信じてみる
そうだよ きっとシアワセになれる


24.ありがとう(感謝)

ドラマ「ゲゲゲの女房」主題歌
作詞:水野良樹
作曲:水野良樹

ありがとうって伝えたくて
あなたを見つめるけど
つながれた右手は 誰よりも優しく
ほら この聲を受け止めてる

まぶしい朝に苦笑いしてさ
あなたが窗を開ける
舞い迂んだ未來が 始まりを教えて
またいつもの町へ出かけるよ
でこぼこなまま積み上げてきた
二人の淡い日々は
こぼれた光を 大事に集めて
今輝いているんだ

あなたの夢がいつからか
二人の夢に變わっていた
今日だっていつか 大切な思い出
青空も泣き空も 晴れ渡るように
ありがとうって伝えたくて
あなたを見つめるけど
つながれた右手が まっすぐな思いを
不器用に伝えている

いつまでもただいつまでも
あなたと笑ってたから
信じたこの道を 確かめていくのに
今 ゆっくりと步いて行こう

喧嘩した日も泣き合った日も
それぞれいろ笑かせて
真っ白な心に描かれた未來を
まだ書き足していくんだ

だれかのために生きること
だれかの愛を受け入れること
そうやって今を ちょっとずつ重ねて
喜びも悲しみも 分かち合えるように
思い合うことに幸せを
あなたと見つけていけたら
ありふれたことさえ 輝きを抱くよ
ほら その聲に寄り添ってく

愛してるって伝えたくて
あなたに伝えたくて
かけがえのない手を
あなたとのこれからを
わたしは信じてるから
ありがとうって言葉を今
あなたに伝えるから
つながれた右手は 誰よりも優しく
ほら この聲を受け止めてる


25.雪やまぬ夜二人

2010 version-(リアレンジ&再レコーディング)
紛雪夜中的兩人(2010 Version)

作詞:山下穂尊
作曲:山下穂尊

かじかむ手のひら 指先 吐息で温めたあなたが愛しい
睫毛にかかる前髪に手を伸ばし解かしたあたしは嬉しい

街に散るイルミネーション 光は今宵の花
ただ あなたの隣にいたい 色彩の踊る真ん中で

降り積もる粉雪 響く鐘の音があたしの心に今届く
少し冷えた唇を頬に感じ 雪やまぬ夜二人

時々触れる左手を気にして歩いてた頃は二年前
今、あなたの右のポケットに誘われるあたしの左手には嫉妬ね

白い吐息が雪と混ざって 紡ぎ上げる今宵のメロディ
足音はリズムを奏で 静寂をまた色づかせる

染み渡る温もりきつく抱いたまま 色褪せぬ思い出も分かつ
言いかけた想いも胸に抱いたまま 満ちてゆく夜二人

やまぬこの雪のように深く深く深く
あなたのことを思い続けたいと切に願う
廻る季節の中でただいつもいつもいつも
あなたが傍にいるのを感じたい
はやる気持ちを照れ笑いで
隠したあたしに気付いてあなたが笑う

降り積もる粉雪 響く鐘の音に 気付いた二人は目を閉じる
繋ぎ合わせた心のパズルがまた増えてゆく
そのすべて途切れないように…


26.くちづけ(接吻)

作詞:山下穗尊
作曲:山下穗尊

震える唇と言葉にならぬいくつもの聲
頰を伝うは無數の雫
最後の言葉を口に出せずとまどうあなたに
あたしができることなどないの

心強くあると
信じたあたしの胸の中は壞されてしまい
いつも傍にあると
信じたあなたの心は今はここには無い
溜息混じりの雨があたしを叩く
扉の向こうはもう 一人の世界
肩を包む溫もりが傷を抉る
今宵の淚は全て雨に變わるわ

一度だけ くちづけて 一度だけ

握る手の平はいつもよりほんの少し冷たく
搔き亂された想いは熱く
冷靜な振りをするあたしをあなたは見透かす
その優しさも時には罪ね

「夢の中で逢える」
信じるあたしの思いは虛しさを誘うだけ
いつも愛してると
誓った あなたの言葉に曇りはなかった
あの日の記憶も消えてしまうでしょうか
傷のない戀などないのでしょうか
壞れた戀は偽物だったでしょうか
何よりそれも一つの愛なのでしょう

一度だけ くちづけて
最後まで くちづけて
いきものがかり-くちづけ

あたしはあなたの胸の中に小さく埋もり
絕えることない淚を知る
いきものがかり-くちづけ


27.スピリッツ

(初CD化)
作詞:水野良樹
作曲:水野良樹

強く 強く 輝ける星になれ
情熱のまま きらめくのさ 栄光よ 今 ここにあれ
遠く 遠く 憧れたこの舞台(ばしょ)で
切り拓くよ 運命がほら きっと きっと 燃えている

「僕ら きっと強くなれる」 そう 君はつぶやいた
断ち切れぬこの意思(おもい) はがゆい胸に火をつける
憧れのヒーローが 背中で魅せてくれた
くじけそうでも 抱きしめていた 熱いプライド

もう逃げないよと 決めたその日から 僕らは大人へと変わる
信じられるのは夢だけなんだよ
君は 瞳閉じた AH 魂(こころ)燃えている

強く 強く 輝ける星になれ
情熱のまま きらめくのさ 栄光よ 今 ここにあれ
遠く 遠く 憧れたこの舞台(ばしょ)で
切り拓くよ 運命がほら きっと きっと 燃えている

「大人にはわからないよ」 そう 僕はつぶやいた
痛いほど ひたむきな 信念(おもい)が未来(あす)を動かす
あざ笑うひとの声も すべてを受けとめて
がむしゃらにでも つかんでいくよ 堅き勇気よ

あざやかに共鳴(ひび)く 友たちの声は 今でもこの胸に伝う
忘れがたき日々 その誓いに今
僕は 手をかざした AH 魂(こころ)燃えている

熱く 熱く 舞いあがる星になれ
“瞬間”がいま “永遠”になる 栄光が 僕らいざなう
高く 高く 追いかけたこの舞台(ばしょ)に
二度とはない 奇跡が在る きっと きっと 燃えている

いくつもの 孤独な夜明けが 僕らの世界を大きく変えてく
「僕はほんとは強くはないんだ」
そう君は つぶやいた AH 魂(こころ)燃えている

強く 強く ただ強くなりたいと
思い焦がれ 戦ってきた この日々が僕ら変えたよ
「いつか… いつか…」 夢に見たこの舞台(ばしょ)で
僕らはいま 英雄(ヒーロー)になる きっと きっと

強く 強く 輝ける星になれ
情熱のまま きらめくのさ 栄光よ 今 ここにあれ
遠く 遠く 憧れたこの舞台(ばしょ)で
切り拓くよ 運命がほら きっと きっと 燃えている


28.風と未来

作詞:山下穂尊
作曲:山下穂尊

都会を抜け出して風を探したよ
「少しだけ疲れたね」なんて苦笑(わら)うけど見たい景色がある
ほどけた足跡をもう一度辿れば
いつか見た夢の続き書き直してまた始められるよ

「簡単なこと」がさ 難しすぎちゃって一人迷い込む土曜日
明るい空の下 手を伸ばしました 隠さずね 素直にね 望むこの道を

今描いた未来に向かって どこまでも僕ら駆けてゆくよ
届いたその地図握りしめて 乾いた靴音を響かせて
ほらまたあの風を追って いつまでも君と共にゆくよ
朝焼けの大地に瞳を凝らして 目映い光の渦も越えて

見慣れた街角に花を咲かせたら
春と夏 秋と冬 季節が巡って彩る風は吹く

「純粋なこと」がさ 見えなくなっちゃって何故か思い込む夜明け
ふいに見上げたら まぁるい月でした 蒼白くささやいた言葉を探して

今そよいだ風に乗って明日の僕らに逢いにゆくよ
繋いだ掌を確かめて胸いっぱい息を吸い込んで
遠くの空に広がった星降る夜空を抱きしめるよ
小さな涙星は流れて 祈りが夜風の波を舞うよ

今始まる未来はきっと素敵な光を身に纏って
鮮やかな彩りは確かに僕らの明日を照らし出すよ

今描いた未来に向かって どこまでも僕ら駆けてゆくよ
届いたその地図握りしめて 乾いた靴音を響かせて
ほらまたあの風を追って いつまでも君と共にゆくよ
朝焼けの大地に瞳を凝らして 目映い光の渦も越えて


29.残り風

「もう二度と戻れない」と知る
涙で滲んだ道を歩いて本当は少しだけ見えていた明日を気にした

有り触れるその言葉だけどふいに何かを信じてみたいの
いつかまた巡り逢うのだと秘かに誓う

気がつけばもう見えぬ面影を探す
一度無くした日々は何処?何処?

咲き誇れ命の花 凛としてこの心焦がして
吹きやまぬは残り風 あの日を惜しむように流れて明日へと

手探りで掴んでは消える毎日の儚さにも気付いて
曖昧なあたしを壊して 静かに瞳を閉じる

後悔が去り行く希望で それを知っても朝日を見たいの
今強く生きて行くのだと確かに願う

ひとところに留どまる恐さを見つけて踏み出した時
君は何処?何処?

巡りゆくはこの心 小春日の息吹へと寄り添えど
流るる涙消えずにひとひらの風を纏い 流れて君へと

ふわり浮かぶ風 今は見えないけど 確かに見えたの一重の風跡
君が何か伝えたの? あたしが今伝えるの?
欲しかった答えは 今 今…

時間 満ちて見えた心 今行くよ 変わらないあたしで
響き合う声 言の葉 光を放つように 届け彼方へ

咲き誇れ命の花 凛としてこの心を焦がして
吹きやまぬは残り風 あの日を惜しむように流れて明日へと


30.なくもんか

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹

「ひょっとしたら皆ひとりぼっちで
步いているんじゃないかな」
背負い迂んだ寂しさを
打ち明けるわけも無く
またいくつもの背中が遠くなる
愛想笑いだけは上手くなってさ
大人にはなれたけど
僕が描いてたのは
そんなものじゃないんだよ
もっと強くて優しいはずの溫もり

誰かが差し伸べてくれてる
その手を握る勇氣が僕にあるかな
ささいな何でも無い距離が
ちっぽけなこの心をいつも試してる

淚のかずだけ 笑顏があるんだ
そう わかってるはずなのに
君の前では なぜか強がるよ
まだ素直にはなれなくて
悲しい出來事も 嬉しい出來事も
そう つながれたらいいのに
そうやって 僕らは ひとつひとつね
心を 拾っていくんだ

失敗も裡切りも嫌なニュ一スも
ごちゃまぜに胸ふさいで
見えないふりしたってさ
そりゃ生きていけるけど
でも僕はまだ逃げたくはないんだ

どしゃぶり 崩れていく雨が
また誰かの聲をかき消していくよ
そこには困った顏をして
僕と同じ寂しさを抱いた君がいる

正しい「答え」なんて わかるわけないけど
そう あきらめたくはないんだ
だって君がいて だって僕がいて
心は 求めているんだ

「わかりあうってことは ゆるしあうってこと」
「迷い」や「不安」でさえ僕らの「いちぶ」なんだよ
ひとつ ひとつの淚を ちゃんと覺えておこう
ほらまた君と 笑いあえたら

笑顏のかずだけ 淚があるんだ
そう わかってはいるけど
からした聲で 何度も伝えるよ
君だけには屆いてほしいから
泣いてくれるなら 笑ってくれるなら
そう 強くなれる氣がするよ
そうやって 僕らは ひとつひとつね
心を つないでいくんだ


31.帰りたくなったよ

東寶配給映畫「砂時計」主題歌
作詞:水野良樹
作曲:水野良樹
編曲:島田昌典

心の穴を埋めたいから
優しいフリして笑った
出会いと別れがせわしく
僕の肩を駆けていくよ
ダメな自分が悔しいほど
わかってしまうから損だ
強くはなりきれないから
ただ目をつぶって耐えてた
ほら 見えてくるよ

帰りたくなったよ
君が待つ街へ
大きく手を振ってくれたら
何度でも振り返すから
帰りたくなったよ
君が待つ家に
聞いてほしい話があるよ
笑ってくれたら嬉しいな

たいせつなことは数えるほど
あるわけじゃないんだ きっと
くじけてしまう日もあるけど
泣き出すことなんて もうない
ほら 見えてくるよ
伝えたくなったよ
僕が見る明日を
大丈夫だよってそう言うから
何度でも繰り返すから
伝えたくなったよ
変わらない夢よ
聞いてほしい話があるよ
うなずいてくれたら嬉しいな

帰りたくなったよ
君が待つ街へ
かけがえのないその手に今
もう一度伝えたいから
帰りたくなったよ
君が待つ家に
聞いてほしい話しがあるよ
笑ってくれたら嬉しいな